ホーム > お客様紹介・お客様の声 > 有限会社 津島栄光運送 様 お客様のこと
事業内容 | 貨物軽自動車運送業 |
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所在地 | 岡山市北区伊島町1-14-28 |
お問い合わせ | TEL:086-253-0089 FAX:086-253-8775 |
HP | http://www.eikou-c-unsou.com |
お話 | 代表取締役 原田 親志 様 |
インタビュアー | 監査担当:H |
インタビュー時期 | 2017年3月 |
一筋のきれいな緑色のラインが入った清潔感あふれる白いバン。それは主張しすぎることなく、それでいて街中を走っていると思わず目に留まります。
岡山市北区伊島町を拠点に30台ほどのかわいい小型車を擁するその会社は、有限会社津島栄光運送です。
車の見かけとは裏腹に働きアリも顔負けの24時間365日配送業務を請け負い、お客様の元へ大切な荷物をお届けしています。
ドライバーがまた好印象揃いで、温かく丁寧なあいさつが元気を分けてくれます。バンの清潔感はもしやドライバーからにじみ出たものでしょうか。とはいえ制服にも緑の横線が入っているわけではありません。仕事内容に応じて時にスーツにネクタイを、時に動きやすい作業着を着用していますので、運転に支障のない服装であればカメレオンのごとく細かな要望にも応えられます。
運べる物は基本的になんでも運ぶというスタンスですが、今は輸血用の血液や医療用品、精密機械を得意としています。パワーゲート付き車両も所有しているため、重たい物や持ち運びの難しい物にも対応できます。
また、特筆すべき点として、最近導入した温度管理ができる車があります。温度管理というと冷凍便を思い浮かべると思いますが、この車は温めることもできます。例えば冬でも+20℃を保つことが出来るため、冷えてはいけない医療用品などを運ぶ際には必須です。聞くところによると小型車で温度管理ができる機能がついていることは珍しいようで、この機能のために大型車を手配している場合には、同社に問い合わせることですぐさまコストカットを実現できるでしょう。
全国展開しているわけではなく、ネット通販などの一般顧客向けのサービスもほとんど手掛けていないため、世間の認知度が高くはありません。しかし、岡山の医療を支える一端を担っているのは、間違いありません。誠実をモットーにコツコツと信頼を積み重ね続けている縁の下の力持ちとも言えるのではないでしょうか。
遅ればせながら、そんな会社をまとめ上げる社長を紹介します。原田親志社長です。と写真は息子の祐圭くんです。
平成5年に先代である父親がしていた会社に入社し、平成15年に社長となられました。ちなみにあおば税理士法人との出会いはもう少しあとの平成19年です。
昔は野球のピッチャーをやっていたというエピソードを用いて原田社長を表現するならば次のようになるかと思います。ピッチャーはわがままというイメージを覆すとするならばそれは桑田真澄か原田社長でしょう。
そんな社長が大事にしていることはあいさつです。社長曰く、「人が話をする際には必ずあいさつから始まるのであって、それ抜きにはセールスもできない。『事務的でないあいさつが良い』と言ってもらえると嬉しい」。最後に今後の夢を聞いてみると次のように語ってもらえました。「近江商人の思想である三方よしを目指している。今は一方すらできていないのではないか。世の中の役に立てば、誇りをもって仕事をできれば、と思っている」。なんとも誠実で謙虚な原田社長で、一方よしというのも誤解のないように補足しておきますが、会社だけはそこそこ儲かっているということではありません。従業員の満足度がまだ十分でないということです。夢と聞いてどんな儲け話が出てくるかと期待した私とは器の大きさが違うということでしょう。
私にとって、原田社長はじめ従業員の皆さんと仕事で関われていることはすでに誇りです。